キフフ

始めにお読み下さい。

十八歳未満の方、邦楽ロックバンド・エレファントカシマシ、洋楽ロックバンド・クイーンが
神聖な存在、汚してはならない存在とお考えの方はこちらへどうぞ。

当ブログに掲載されている小説等はナマモノやおいであり、
性的描写が顕著である為、十八歳未満の閲覧禁止です。
掲載されている小説やイラストの設定は、管理人(腐女子)の妄想が
基盤のフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係ございません。
クイーンのナマモノやおい小説も掲載しておりますが、
過去の遺産であり、今はクイーンでやおい小説を書く気は全くございません。
古いMacintoshで製作している為、新しいMacintosh、
Windows等では見にくい点もありますが、ご容赦下さい。
また大半の小説は、私が過去に開設していたサイトに掲載していたので、
殆どの小説は再掲載の形になりますが、新作も執筆しています。
時期が来たら正式に掲載しますので、暫くお待ち下さい。


ナマモノやおいが危険である事は重々承知しております。
「妄想で済ませておけ」との意見もあるでしょう。
そういう方からナマモノやおい批評のある、リンクの掲載されたメールも届きました。
エレカシファンブログなら誰だって出来ます、しかし安易なブログは嫌でした。
私は中学生の頃から、タレントとテレビ局のアナウンサーをカップリングしてノートに書き、
以降、お笑いコンビをカップリングして原稿用紙に書き続けました。
勿論、それがナマモノやおいである事を全く知りませんでした。
時を経て、エレカシファンになった一人の人間が、
エレカシへの愛情をナマモノやおい小説で表現したくなり、
抗議・批判・批評を承知の上で、敢えてブログという開けた形にしました。
いちエレカシファンの愛情表現がこの様な‘歪曲愛’でしか出来ない事をご理解下さい。

ここまで読まれても嫌悪感を抱かれるのなら、非常に迷惑なので出て行って下さい。

当ブログでは、コメント・ブログ拍手を取り扱っておりません。
(一部、コメントを取り扱っている記事もあります)
意見・感想・要望は、メールフォームでお願い致します。
抗議・批判・批評はブログ運営に関わる事でない限り、完全無視します。

当ブログでは、やおい小説・やおいイラストの投稿を随時募集しております。
個人情報は完全保護させて頂きますので、ご安心下さい
(例:小説に載せる情報は作者:不祥、イラストに載せる情報は(c)匿名希望さん)
始めの文章を読まれた時点で、万一の責任は私が全て負います。
小説投稿、イラスト投稿共に、始めにメールフォームでご連絡下さい。
皆様の投稿で『キフフ』を盛り上げて行きたいです、お待ちしております。

キフフ=レタジョシ(気の触れた腐女子)

春雨プリプリ☆中華ハンバーグ

春雨プリプリ☆中華ハンバーグ
春雨プリプリ☆中華ハンバーグ

YOMEさんのブログ『よめ膳@YOMEカフェ』を参考に作りました。
チャービルはなかったので、刻みパセリを散らしてみました。

奴隷天国

東京の深夜。
外の光が入って来ない様に、遮光カーテンは
固く閉ざされている、寝室の薄明かりだけが頼りだ。
応接間は整然と片付いているが、それはどこか不気味な光景。
板張りの床に、パラパラと散ったボタン。
寝室まで続く、点々とした透明な雫。

「根元まで飲み込むんだよ、可愛い子…随分うまくなったじゃないか」
ベッドの上には浩次と、敏行がいる。
浩次は、はだけたシャツから見える、白い肌を曝している。
腹部には、酷く蹴り上げられたと思われる痣の痕跡。
臑の形がクッキリと残っている、何度も何度もそうされたのだろう。
尊大に両脚を広げた敏行は、浩次の施す奉仕を
薄笑いを浮かべて感じていた。それに対して浩次は、
敏行の顔をご機嫌を伺う様に、怯えながら上目遣いで見ていた。
浩次はひたすらふっくらとした大きな濡れた口で、
ビクビクと動く敏行の体の一部へ顔を埋め、ひたすら動かしていた。
その時、敏行の顔色が変化した。目を見開くと前のめりになり、
浩次の頬を思い切り叩いた、浩次の体がベッドの際まで吹っ飛んだ。
「歯を立てるなと言っただろ?」
「…」
「文句があるなら言ってごらん、可愛い子」
「…く…」
「嫌な目つきだ、気に食わない」
敏行は浩次の乱れた黒髪を引っ掴むと、自分の顔の前まで持ってきた。
「その傲慢な目つきが気に食わないんだ、俺は。
 お前は公では暴君の様に振る舞っているけれど、
 俺の前では奴隷だ、その辺を良くわきまえておけ」
そう言って敏行は浩次を放り出すと「続けろ」と吐き捨てた。
屈辱に塗れた浩次は、敏行の言うがままに奉仕を続ける。

こんなにも痛めつけられているのに。それなのに、体は反応する。
虐げられる度体温は確実に上昇し、脳内麻薬が放出される。
浩次はそんな自分を信じたくなかった、受け入れたくなかった。
しかし、右脳の底辺に深く眠っていた被虐的嗜好はムクムクと頭を擡げる。
(こんなんじゃない!)
何度も反芻したが、無駄な足掻きだった。
体の一部が硬く熱くなってきて、屹立して来た。
「んぐ…」
銜えたまま、喘ぎとも嗚咽とも取れない声が漏れた。
敏行は施しに感じながら、浩次の体の変化に嘲笑した。
「可愛い子、俺はどこにも触っちゃいないよ、気持ち良いのかな?
 まだ態度は生意気だけど、体は良く飼育されているね」
「…」
「おいしいんだろう?ミルクをあげるから、たんとお飲み」
そう言って敏行は、自分自身から分身と言う名のミルクを、
浩次の口に注ぎ込んだ。一瞬、浩次は目を見開いたが、
一滴も残さずに、喉を鳴らしてミルクを全部飲み干した。
「お腹が空いていたんだね、可哀想に」
敏行は長嘆息の後、そう言って浩次の頭を撫でた。
虚ろな目をした浩次は、いつもの表情を浮かべた敏行に
少し安心したらしく顔を綻ばせたが、それも一瞬だった。
「服を脱ぐんだ」
衣服を整えながら、敏行は冷たく浩次に言い放った。
オロオロしつつ、浩次はボタンの取れたシャツを脱ぎ、
悲しい位にほっそりした上半身を露にした。
震える手でズボンのチャックに手を掛ける。下ろしかけた所で
浩次はギクリと顔を歪め、身を蹲らせた。
それを見た敏行は壊れた様に笑い出した。
「可愛い子、大切なモノを挟んじゃったんだねえ」
敏行は浩次の、股間で止まった手に手を重ね、
そのままチャックを下げた。引っ掛かっていたのを無理矢理
下げたせいで痛みは増幅し、浩次の口から小さい悲鳴が上がった。
下着は既に浩次の体の一部に押し上げられ、小さな染みが出来ている。
空かさず敏行は下着の合わせ目から手を差し入れ、ギュウと握り締めた。
「動かして欲しいんでしょ?上下に激しく…でも、そんな簡単に
 気持ち良い思いをさせてあげるほど、優しくないからね」
既に快楽の充填された透明な液体を滴らせた先端を、親指でコリコリと
弄りながら敏行は言った。そして握り締めていた手を放した。
「全部脱いでごらん、一人で遊んでごらん。
 俺が見ているから、嫌とは言わせないよ」
浩次は言われるがまま、下着を下ろして、
熱く硬くなった体の自分自身を右手で握り締め、動かし始めた。
顔を紅潮させ、一心不乱に慰める。
本当は、敏行の手でしてもらいたい。
しかし、そんな事はお首にも出せない。
敏行は浩次の一人遊びを冷めた目で見詰めているだけだった。
だが、敏行の視線だけで、右手の運動など入らないくらい、
昇り詰めてしまいそうだった、辱めを受けているのに。
浩次は完全にうちひしがれているにも関わらず、
体は尋常じゃない程に反応して、透明な液体で
手が完全に濡れて、その動きも滑らかになっていく。
「…うっ…ふ…」
浩次の俯き加減の顎が上を向き、頬骨がクッキリと敏行の視界に入る。
その表情は恍惚そのもので、口の端からは細く唾液が伝っていた。
「あ…い…くう」
右手の運動と共に脈動していた、体の一部の先端から、
溜め込まれていた、濃い分身がベッドシーツの上に飛び散った。
浩次はグッタリとその場に横たわろうとしたが、敏行がそれを許さない。
「ほら、始まったばかりだよ。もっともっと、楽しませて
 くれないと、いつまで経ってもお家に帰さないからね」
「…も…」
「許してあげない」
懇願の言葉を呆気なく遮って、敏行は枕元に置いてあった
巨大な張型を出した。嬉しそうに敏行は言う。
「これ、ナニに使うかわかる?」
浩次はそれを見て、顔面蒼白になった。
何しろその張型は、自分の顔とそんなに変わらない大きさだったから。
「そうだよねえ、可愛い子。下のお口に入れるんだ」
張型を見るのが余りにも恐ろしかった。
理由はただ一つ、余りにも痛い物体だからである。
張型の経験はあった。しかし、痛過ぎるので途中で止めてもらった。
「い…や…」
と、浩次は懇願する様に囁いたが、相手は敏行である。

「!」
浩次は卒倒しそうになった。敏行が手に持っていた張型を、
いきなり浩次の中へ入れたのである。血が混じり卒倒したくもなる。
「痛い、痛い、痛いよお!」
浩次は叫んだ、どうにかして敏行を止めたかった。
「止めて…!」
「気持ちが良いのかい、可愛い子。張型を動かしてあげるから、待って」

その頃、O氏が敏行のマンションの前にいた。
「浩次…」
‘あの時’M氏と二人で浩次を犯してから、何かが変わった。
今まで「宮本さんを、暖かい目で見守っていこう」と考えていた。
写真を撮るだけでよかった。充分、自分は満足していたが今は違う。
(僕は浩次を犯す)
そんな考えもあって、O氏は敏行に呼び出されるのが待ち遠しかった。
残暑が引き、秋らしくなってきて、深夜になると肌寒かった。
薄着のO氏は、少し寒くて身を縮こませた。
トントンと階段を下る音がしてきた、敏行だった。
「Oさん、浩次が張型突っ込んだら痛がって仕方がないんだ」

エレベーターを使わず、階段を上る二人。
O氏は興奮していた。早く浩次を犯したい気持ちだった。
股間が今にも弾け飛びそうだった、待ち切れない。
そんな時、敏行の部屋に着いた。表面的には綺麗だった。
しかし寝室に来ると話は違う。乱れた衣服、そして浩次。
悲しそうな顔をしていた、目に涙が沢山付いていた。
「浩次ほら、Oさんが」
とO氏を前に出すと、ヨロヨロの浩次が目を向けた。
ますます、興奮の色を覚えたO氏がブルブルと震え出した。
浩次の涙は枯れ果てていたが、小柄な体も本能にひた走っていくのみ。
O氏のズボンのチャックを静かに下ろし、浩次がO氏自身を含み始めた。
「ア…」
O氏が声を上げた、すると腰を動かし始めた。
「ハア…」
O氏は快楽の溜め息をついた。もう透明な液体の
出ている自身は、我慢する事を知らなかった。
先端、肝心の部分、そして根元へ。浩次の舌はアチコチに動いた。
いつの間にか、浩次自身も屹立していた。
O氏は我慢が出来なかった、入れたくて入れたくて堪らなかった。
「石森さん…もう…」
「じゃあ、そろそろね」
と言った敏行は、浩次の孔をこじ開けて、
二本同時に、差し込んだのである。一瞬、卒倒しそうになった浩次を、
頬をパンと叩いて起こし、意識を強引に目覚めさせたのである。
「アア…」
O氏が快感の呻きを漏らすと、敏行は言った。
「浩次、今日も中の締め付け、良いよ」

十分位、経過したのだろうか。
「Oさん、今度はMさんも呼んできて下さい。
 そしてまた、浩次を犯しましょうね」
お互いの分身を吐き出した二人は、ジュースを飲みながら笑った。

「石森さん、じゃあ」
O氏が言うと、玄関のドアがガチャリと閉まった。
フウと敏行が嘆息すると、足音は寝室へ向かっていた。
ベッドで横たわる浩次をソッと抱き寄せた。
今までの事は全て夢だったかの様に、優しく温かく。
薄ら目を開いた浩次に、頬擦りをした。
「浩次…」
先程までの敏行はとうに消えて、いつもの敏行がいた。
目を覚ました浩次は少しビクリとしたが、
敏行の腕の温かさに包まれて、安堵の表情を浮かべた。
「石くん…」
「ごめんね、痛かっただろう」
「かなり…」
浩次は頬を膨らませ、敏行に呟いた。
「ふと、思い付いたんだ。マンネリは良くないから、
 色々なHの仕方を考えてみたんだけど」
その言葉を聞いた浩次は、閉じ込めていた感情を爆発させた。
「嫌だよあんなの!Oさんとの関係は知っている癖に、
 二人して…しかもなんにも付けないで入れられたから、痛くて仕方がないし、
 『いつもの通り』のH、『いつもの通り』の石くんが一番良いや…」
言葉を言い終えた浩次は、腫れ上がった瞼からポロポロと涙を零し始めた。
敏行の胸で泣きじゃくる浩次に、敏行は「ごめんね」と何度も謝った。

浩次の血の付いた張型を綺麗に拭き取り、二人で浴室でシャワーを浴び、傷付いた
孔に薬を塗り、ベッドシーツを取り替えて、何事もなかったかの様に横になる。
浩次の体の傷は癒えていないから、敏行はキスの雨を沢山振らせた。
愛苦しい浩次の吐息に敏行の胸は昂るが、今はグッと堪えた。
「石くんだけが一番良いの!」
尖らせた口をそのままに、浩次は敏行の頬にキスをした。
照れ臭そうに笑う敏行に、浩次も釣られて笑い合った。

【完】

基女子・痴女子・腐女子

エレファントカシマシの宮本浩次さん、
四十三歳のお誕生日おめでとうございます。
これからも元気に活躍して下さいませ。

さて、一ヶ月弱休養をしていましたが、何をしていたかと言えば、
特に何もしていなかった…のが現実です、お許し下さい。
ただ、最近はタイトルの言葉を強く意識する様になりました。
従いまして、今後の日々の駄文は下ネタ中心で参ります。
マターリとお付き合い頂ければ幸いでございます。

とは言え、当ブログはアダルトブログではありません。
あくまでも小説・文学に分類されるブログです、内容はともかく。
ではまず、ナマモノやおい小説が管理人から生み出される過程から記しましょう。
一:妄想の種(特に某巨大匿名掲示板等から)を拾います。
二:妄想するとヌンコがマレます。
三:携帯電話で自分のパソコンメールアドレス宛に小説を入力執筆します、ここでもヌンコがマレます。
四:送信したメールをコピー&ペーストして、テキストエディタで加筆修正します、やっぱりヌンコがマレます。
五:保存して、バックアップをします。
以上、再度見直して加筆修正する場合がほとんどですが、これで完成と見なして下さい。
初めてナマモノやおい小説を書いた時からそうでした、
股間がこんな大洪水を起こしてしまう事は。

Sky Tumbling Down 01

ドライブにでも出掛けないかと彼から電話が入ったのは、
相変わらずの曇天模様の空の下、人も街も縮こまっている頃の事。

窓の外を見れば、ポツリポツリと雨粒が落ち始めている。
否が応にも陰鬱な気候だというのに、フレディの気持ちは盛り上がらなかった。
断ろうとも思ったが、別に彼の誘いを断る理由はどこにもなかった。
(やっぱり彼って変わっているなあ…)
身なりを整えながらフレディはジョンのいつもの笑顔と
電話口で話す表情を想像してクスクスと笑った。
ただ、この間の事が頭を過る。お酒の力だったとはいえ、
体がバラバラになるんじゃないかという位の激しい行為。
本当の気持ちを表に出さないジョンのストレートさは嬉しかったけれど、
手荒過ぎるのも身が持たない。お酒だけは飲ませない様にしようと、
フレディは心に決めていた。全身を映す鏡を覗き込んで
ナルシスティックにポーズを決めてみたりもする。
その事で少しは気持ちが盛り上がってきたフレディだった。

待ち合わせの場所に数十分遅れたフレディだったが、ジョンは気長に待っていた。
車に凭れ掛かるその姿は、栗色の長い髪で表情は見て取れなかったが
ツンと突き出した鼻の頭が寒さで赤くなっているのがわかった。
とても無骨なジャケットを羽織って、上半身を膨らませている。
「ジョン、なんだか降りそうだよ」
フレディはドンヨリとした空を見上げて、ジョンに言った。
「大丈夫だと思うけどね」
フウと白い息を吐き出し、赤い鼻を擦りジョンは言う。
「今日はお酒はなしだよ」
予め釘を刺しておくフレディだが、
「大丈夫だって言っているじゃないか」
素っ気ないジョンの返事にフレディは不服そうだったが、
ジョンに促されるがまま、車に乗り込んだ。

「これから、どこに行くの?」
ハンドルを握っているジョンに問いかけてはみたものの、
なかなか返事が返って来ない。フレディのイライラを
爆発させる寸前でジョンは一言、ポツリと呟いた。
「まあ、適当な所」
「適当って…そんな、ジョンらしくない。何かあるんでしょう?」
「何もないって」
「…」
ジョンの言動に不信感を覚えながらも、車は街を通り過ぎて行く。

街並は、空の色同様に沈んでいる様な気がする。
この重苦しい気配が毎年毎年やってくる、陰気だ。
人々の気持ちも沈んでしまうのではないのかという位に。
色彩を欠いた街は、気分も滅入らせてしまう。

フレディが物思いに耽ってウインドウの外を眺めていれば、
車は既に停車し、シトシトと降る雨音が耳に飛び込んで来た。
「あれ?もう着いたの?」
「車から降りて」
「?」
言われるがままにフレディは車から降りた。
そこは街外れ、滅多に人の通らなそうな場所の様に見えた。
「嫌だな、こんな所でパーティでもすると言う…?」
いきなりフレディの体を引き寄せ、強引にキスをした。
密着した体に雨粒が忍び込んで、二人の全身を濡らす。
フレディは呆気に取られながらも、顔を紅潮させた。
「…そっち向いて」
そうジョンが言うなり、フレディの上半身はボンネットに押し付けられ、
両手を押さえ付けられて身動きが取れなくなった。
冷たいボンネットに押し付けられた上半身はグッショリと濡れた。
「君は頭がおかしくなっているんじゃないかい?こんな、雨の中…あ…ああ…」
ジョンの片手は、フレディのズボンとパンツを引き摺り下ろし、
その滑らかな曲線を描いた臀部を露にさせ、その深い割れ目に指を差し入れて
掻き回した。無遠慮なフレディの呻き声は雨音で掻き消される。
指だけでは飽き足らず、ジョンの舌が侵入して強ばりを解きほぐす。
いつしか興奮していた、ボンネットに硬くなった先端が当たっている。
フレディは自分自身を掴みたくてどうしようもなかった。
「…ジョン、触って…」
下を向いたままのジョンの表情を読み取ろうと、フレディは横目遣いに見た。
夢中になっていて止まらないのか、ジョン自身がチャックから覘いていた。
フレディ自身を握りしめると、我慢出来ない自分自身を差し入れた。
後は絶頂が訪れるまで…フレディの声がさえずる様に。

一層激しくなった雨音がバシバシと車を叩いて、汚れを洗い流している。
歯の根が合わないフレディを、ジョンは後ろの座席に放り込んであった
ジャケットで頭からスッポリと包んだ。両手を顔の前で組むその姿は
ちょっとした修道院の尼僧の様にも見えた。
「ううん…」
「まだ寒い?暖房付けるから、もうちょっと我慢してて」
そう言うとジョンは暖房のボタンを押して、ゴウゴウと音を立てる
うるささに辟易しながらも、助手席で震えるフレディを気遣った。
そして、遅まきながら言い訳を考えてもみる。
(フレディの言った様に、確かに今日の僕はおかしかった。
 大体、どうしてドライブなんかに行こうなんて言ったんだろう)
真正面を向き、フロントガラスに弾ける雨粒を眺めながらジョンは首を捻った。
「あの…」
「もう良いよ、君の好きにして」
フレディは笑った、怒っている風な口調では全くない。
先程とはうって変わって、ジョンはオズオズとフレディの肩を寄せた。

二人で身を寄せていると暖かくてドキドキする。
変な感じだ、あんなにさせておいて、酷い奴だと普通は思うのに。
ジョンの匂いが好きだ、髪の間に顔を埋めているとこそばゆくて快い。
ジョンの手が好きだ、特に僕の顔を両手で包んでくれる時が。
ジョンの首が好きだ、柔らかくて白くて、心地良い張りがあって。
考えればキリがないけど、でも、笑顔とのギャップが一番好きなのかも知れない。

「ねぇ、もっと側に来て」
フレディはグイとリクライニングを倒した。ジョンの腕を掴んで引き寄せる。
上に被さって、抱き締めて欲しいとフレディは言う。
「こうしている方が、ずっと暖かいから」
ジョンはフレディに言われるがまま、彼の体を抱き締めた。
「ふふっ」
嬉しそうに笑うフレディが、更に体を寄せて来る。
愛しい彼との些細なやり取りが、フレディにとっては至極の幸福である。
「ガソリンはあるの?」
「ああ、来る前に満タンにして来たから大丈夫だとは思うけど」
「静かだね…」
ジョンがハッと気付いて、ガサゴソと散らかった
棚を掻き回すと、チョコレートが一枚出て来た。
賞味期限を確認すると、半分に折ってフレディに手渡した。
「紅茶はさすがにないけどね…食べ物は体を温めるよ。
 さっき、暖房付けたから少し溶けてしまったけれどね」
「わあ…ありがとう」
銀紙に包まれたチョコレートを口にしたフレディは、
そのチョコレートと同じ位の甘い笑みを浮かべた。
ジョンもチョコレートを食べながら、フレディの微笑みを堪能した。
チョコレートが銀紙だけになって手元から落ちると、
フレディの穏やかな寝息が聞こえて来るのだった。
ジョンも少し休もうかと、リクライニングに体を横たえた。

日はとっぷりと暮れていた。
人気のない街外れでのちょっとした出来事である。

【CONTINUE】